Q&A

Q&A
両眼同時に白内障の手術をすることができますか?
 
感染症が両方の目でおきてしまうと困るため、片眼ずつ行うのが一般的です。
白内障の症状が出ている方のほとんどの方が両眼白内障になっていますから、手術は2回、時間を空けて受けることになります。
 
視力はどのくらいまで回復しますか?
 
視力低下の原因が白内障であれば、視力の回復は望めます。しかし、視力低下の原因が他の病気、または老化が原因であれば以前と全く遜色が無いようにすることは難しいです。
 
所要時間はどれくらいかかりますか?
 
施術を受ける医院や症状にによって、若干の差はありますが、10分〜20分くらいとお考えください。
 
健康保険は使えますか?
 
白内障手術は保険が適用になる手術ならない手術があります。遠近両用白内障手術で使用される“多焦点眼内レンズ”による手術の費用は全額自己負担となります。単焦点眼内レンズの費用の相場は3万〜5万程度と安価で行なう事が出来ます。自分に合った施術方法をお選び下さい。
 
生命保険の医療給付は受けられますか?
 
生命保険、簡易保険で疾病特約に入られている方は、疾病給付金が20倍保証となり、給付の対象となります。
 
スポーツはいつから可能ですか?
 
一般的には、術後1ヶ月程度と言われています。異変が起きたときには直ちにスポーツをやめ、眼科の検診を受けてください。
   
後遺症の可能性は有りますか?
 
稀にですが後発白内障と言って手術後に、残した水晶体の殻が濁ることがあります。レーザー光線での治療が確立しています。手術である以上、100%の成功率はありませんが、後遺症が起きるのは稀なケースです。
   
糖尿病や心臓病などの薬を飲んでいますが手術は可能ですか?
 
手術前には胃の中には何も入れない状態で手術を行います。降圧薬などのいつも服用している薬は、いつもどおり飲んでもらう必要があるものもあります。その他大きな病気にかかったことがある方もかならず医師に申し出て下さい。
手術は安全で失明することはないですか?
 
レーシックで失明することはありません。心配されるのは合併症の中でもフラップ障害ですが、マイクロケラトームの進歩により急激に減少しています。どんな手術でも、100%安全とは言い切れず、ある程度のリスクはあります。また、医師の技術や施設の充実度によってもリスクの度合いは異なってきます。技術面やハード面で、どのような状況でも対応できるバックアップ体制を取っているクリニックを選ばれることをお勧めします。
仕事や家事はいつから出来ますか?
 
簡単な家事や事務程度でしたら翌日からでも可能ですが、手術後1週間はなるべく自宅静養した方がよいでしょう。 重労働や激しい運動は医師の許可がでる数週間後まで控えてください。自動車、バイクの運転は眼鏡をあわせてからでないと許可できない場合もあります。 詳しくは医師と御相談ください。
眼内レンズは定期的に交換することはあるのでしょうか?
 
眼内レンズは通常のコンタクトレンズと違い、定期的な交換や洗浄を必要せず、40年〜50年はもつとされています。に使用できます。ただし、眼内レンズの度数に大きな誤差が出た場合などはまれに入れ替えが必要になる事もあります。その場合は、術後早い時期にレンズの入れ替えをします。
手術前に検査などは必要ですか?
 
白内障は手術の前に検査を受診する必要があります。
白内障手術に年齢制限はありますか?
 
はっきりとした年齢制限はありません。90歳を越えた高齢の方でも手術を受けることは可能です。 ただし、高齢になるにつれ体力が無くなり体の隅々に問題が出てくることが多いですから、視力がどうにもならなくなるまで放っておかずに出来れば少し早めの体力のあるうちに手術を受けられた方が良いでしょう。
白内障の手術中に痛みはありますか?
 
白内障の手術前に、点眼麻酔をするので手術自体では痛みを感じることはありません。ただ開瞼器を使って、まぶたを開いたまま固定しますので違和感はありますが、痛みというほどのものではありません。
白内障になりやすい体質ってありますか?
 
アトピー体質の方はなりやすいです。また、紫外線は白内障を促進すると言われます
白内障の手術は入院する必要はありますか?
 
たいていの患者様は入院の必要がありません。ただし重症の病気をお持ちの場合や手術が難しいと事前に判断される場合は入院が必要です。
妊娠中でも白内障手術は可能ですか?
 
残念ながら妊娠中は、白内障手術を受けることはできません。出産、授乳期間経過後であれば、手術を受けることができます。