白内障手術当日の流れ

白内障手術当日の流れ
白内障手術の適性検査を受け、予約をしたら、後は注意事項をよく守り、手術当日を迎えるだけです。そこで、ここでは手術当日のおおよその流れなどについて、一部前日までの準備など他のページで紹介したものと重複する部分もありますが、それらを含め順を追って見ていきたいと思います。
手術当日までに注意すること | 手術当日に注意すること | 手術当日の流れ

手術当日までに注意すること

コンタクトレンズを使用している場合は、使用制限を守ります。コンタクトレンズを使用すると、角膜の形状が一時的に変化ので、手術を正しく行うため(術後の視力や安全性)に元の状態に戻します。

また手術日当日までの数日間は目を清浄に保つために点眼薬を使用し、角膜をの保護の為にも女性の場合はアイメイクは2、3日前から控えるようにしましょう。

手術当日に注意すること

日帰りの場合、手術後すぐには視力が安定しない為、帰宅する際に、車の運転などをしないようにしましょう。
また目に毛糸が入るのを防ぐためにも、ウールの衣類の着用は控えましょう。

手術当日の流れ

ほとんどの方が点眼麻酔のみで10分〜20分程度で手術を終えます。痛みを感じることなく日帰りでの手術が可能です。
ここでは、日帰り手術についての手術当日の流れをご紹介いたします。
※白内障手術は片眼ずつ行います。両眼手術される場合は、日にちをおいて片眼ずつ行います。
来院
予約時間のおよそ1時間30分前くらいまでには来院しましょう。ここで手術に関する最終説明、
及び注意点の確認が行われます。また、リラックスできるよう、来院時の服装は普段着で。
点眼・状態の確認
散瞳薬(瞳を大きく広げる薬)を何度も点眼し、準備を始めます。 血圧等を測定し、全身状態が落ち着いているかを確認します。
手術開始
切開創を作成し、水晶体嚢(水晶体の袋)の前面を円形に切り取ります。
超音波にて濁った水晶体の中身を乳化し吸い出します。
水晶体嚢内に眼内レンズを挿入します。
眼内レンズを水晶体嚢内に固定します。
その後抗生剤と抗炎剤を点眼し、手術は無事終了です。ここまでの所要時間は15〜20分。

全身状態の安定を確認し、術後の生活や術後点眼、術後の飲み薬などについてご説明いたします。
白内障手術医院全国検索