白内障と保険

白内障と保険
白内障手術が終わればそれで全て終了というわけではありません。
手術後にもまだまだ注意しなければいけないこともありますし、場合によっては再手術というケースもあります。
そこで、ここでは白内障手術のその後について見ていきたいと思います。
白内障手術費用と自己負担 | 白内障と医療控除について | 白内障と生命保険について

白内障手術費用と自己負担

手術後に気をつけるべきこと白内障手術の手術費用は一般的には、約10万円程度になります。 自己負担額3割の場合は3万ほどになります。民間の保険に入っている場合は、白内障の手術にかかる費用は自己負担なしで手術できる可能性が有ります。ただし、入院などする場合は、それらの諸経費が加算されますのでご注意ください。

ただし、例外があります。
手術で保険が適用されるのは、「焦点眼内レンズ」のみとなっています。 2007年に厚生労働省の承認を受け、2008年7月に先進医療として承認された「多焦点眼内レンズ」は保険が適用されません。先進医療の費用は、一般医療と比べるとその技術・治療効果は高いのですが、技術料が非常に高く、その費用は全額自費負担となります。通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)については保険適用となります。先進医療にかかる技術料は、先進医療の種類や病院によって異なります。

白内障と医療控除について

白内障と医療控除について白内障手術は、医療費控除の対象になります。
1月から12月までの間に、本人または生活を共にしている家族が
支払った医療費が、合計で10万円を越える方は、確定申告をすれば税金の還付が受ける可能性があるのです。
ただその際に注意していただきたいのが、10万円を超えた医療費の全額が戻るということではなく、所得税率などの計算によって、
最終的な還付金額が決まるということです。

確定申告では、1月から12月までの間に支払った医療費を通常翌年の2月16日から3月15日までに申告します。申告する際の必要書類として、治療費や手術費の領収書の提出が必要になりますので、大切に保管しておくようにしましょう。ほとんどのクリニックでは領収書の再発行は行なっていないようで、行なえる場合でも有料になります。

白内障と生命保険について

白内障と生命保険についてもし白内障手術を受けようと思っている、または受けられた方が
保険に入っているようでしたら、契約内容をしっかり確認してみましょう。
現在多くの生命保険会社で白内障は手術給付金の対象に
なっています。契約内容および生命保険会社によって対象となっているか否かは違うので、詳しいことは、現在加入している保険会社へ問い合わせる必要があります。
過去に手術を受けたが、気づかずに申請してなかった場合でもさかのぼって申請できます。 さかのぼれる期間は各生命保険会社により異なりますので、各生命保険会社の担当に確認下さい。
※一部入院・手術給付が別々の契約という会社もありますのでご確認下さい。

ただし、白内障手術を受ける事を前提として、手術給付金をもらう為に保険会社にはいる事を業界では「悪意の利用」と呼びこれを排除しようとしているそうです。保険契約の約款には、「意図を持った契約は、契約解除が可能」という規定が入っているところが多く、保険加入してから2年以内の手術は給付金の対象にならないなど、審査が厳しくなっているところもあります。
契約できたとしても、保険金支払い請求の段階で拒絶される可能性は大きいでしょう。あくまでも現在加入している保険が対象かどうか。それを調べてみるかちがあるというだけですので、その点はくれぐれも履き違えませんよう。
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