老眼治療について

老眼治療について
老眼は水晶体の調節機能低下によって起こります。 目の焦点を合わせるのに必要な筋肉は「虹彩筋」と「毛様体筋」です。 老眼の症状は近くのものに焦点を合わせづらくなることなのでです。
ここでは老眼の治療方法のメリットとデメリットをご紹介いたします。
老眼鏡について | 老眼の手術について | 老眼の予防

老眼鏡について

老眼鏡は凸レンズでできていて、原理は遠視の眼鏡と同じです。最近では、遠くと近くで眼鏡をかけはずししたり交換したりする不便さを解消した、遠近両用眼鏡が出ています。 レンズ全体は遠方視に度数を合わせ、レンズの下側の一部に近方視用度数のレンズを組み込んだタイプが多い。かつては境目がハッキリしており、境目の部分でものが重なって見えるなどの欠点が目立っていたが、近年は、レンズの下へ行くに従って度数が徐々に変化する多重累進焦点タイプが一般的です。一つの眼鏡で遠近が見えるため便利ですが、慣れるまでは視野が揺れて感じたり、階段を踏みはずしやすかったり、目が疲れやすく感じたりする場合があります。また、視野が狭くなるといった欠点もあります。

老眼の手術について

CK(ConductiveKeratoplasty)
CK矯正とは近くを見やすくする10分程度の矯正手術です。これはラジオ波を使って行うもので 角膜には触れず、角膜の周辺への施術なので安全性が高いといいます。 日本の厚生労働省にあたる、世界的に見ても厳しいとされている「FDA(米国食品医薬品局)」で認可を受けている極めて安全性が高い治療法といわれています。
モノビジョンレーシック
モノビジョンとは、利き目を遠くが見えるようにレーシック手術で視力回復させ、 利き目でない眼に近視を残すという方法です。 モノビジョンレーシックの手術後は、個人差はありますが見え方に慣れるまで1〜3ヵ月程度かかります。 ものを見たときの立体的な感覚が低下することもあるので、 夜間に車を運転したり、細かい作業をする方には不向きかもしれません。
カメラレーシック
レーシック施術時に作成するフラップ(ふた)の下にリング状のシートを挿入するだけで、近視・遠視・乱視と老眼を同時に回復させることが可能になった、画期的な最新の治療方法です。 しかし、40歳以下や白内障や緑内障などの眼の疾患がある方、過去にレーシック(視力矯正手術)の施術を受けた方は受ける事が出来ません。
アキュフォーカス
アメリカのアキュフォーカス社で開発され、昨年12月に日本で本格導入が始まりました。 アキュフォーカスは、点眼麻酔で15分程度の手術で、目の中の手術は行いません。フェムトセカンドレーザーという特殊な機械で角膜の層間にポケットを作って、そこに黒いリングを置く手術です。 遠くを見るには利き目の方が良いことから、アキュフォーカスは、利き目じゃないほうの片目に入れるのが多いそうです。

老眼の予防について

老眼を完全に予防する事は出来ませんが、遅らせることはできます。
当たり前ですが、 パソコンや読書など目を酷使する作業については休憩時間をはさむなどして目を休ませて下さい。
食生活に気をつけることも大切です。ビタミンAは、「目のビタミン」とも呼ばれ、角膜や網膜の細胞、粘膜を正常な状態に保ち、涙の量を一定に保つなど目を活性化する働きがあります。  ビタミンAが不足すると、暗いところで視力が落ちる夜盲症になることは古くから知られており、その他、ドライアイの原因にもなります。ホウレン草やにんじん、かぼちゃなどに多く含まれています。
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