白内障手術費用

白内障手術費用
白内障手術は、手術を受ける前に必ず検査が必要になります。というのも、近視や遠視の具合、そして角膜の状態は人によってそれぞれで、近視や遠視の程度、角膜の形状、その他身体状況によっては手術を受けることができない場合もありえるからです。ここでは、白内障手術の検査を中心に、手術の事前準備について紹介したいと思います。
白内障の手術費用 | 多焦点眼内レンズとは? | 多焦点眼内レンズは健康保険が効かない?

白内障の手術費用

白内障手術は保険適用内手術と、保険適用外の手術がありますので、手術を受ける際には注意が必要です。

<保険適用内手術>
◆単焦点眼内レンズを使用する白内障手術
単焦点眼内レンズとは遠近を両立させることのできないレンズを指します。老眼が進行している状態で手術を受けると、遠視か近視か、どちらに合わせるのか選択しなければなりません。
このため、手術後も近眼用または老眼用の眼鏡が必要なります。

費用の相場は3万〜5万程度と安価で行なうことが出来ます。地区によっては補助金がでる場合がありますので、確認しておきましょう。
民間の保険に入っている場合は、白内障の手術にかかる費用は自己負担なしで手術できる場合もあります。ただし、入院などする場合は、それらの諸経費が加算されますのでご注意ください。

<保険適用外手術>
◆多焦点眼内レンズを使用する白内障手術
“多焦点眼内レンズは、遠距離はもちろん、近距離から中距離もクリアな視界が期待できる遠近両用レンズです。しかし、その分割高で、保険が適用されません。費用の相場は片眼30万〜40万で両眼だと70〜80万ほどします。

白内障治療費一覧
<白内障治療費用を抑えたいときには?>
費用を抑えたいときには、目薬を検討してみるのもいいでしょう。
「非加水分解カルノシン目薬」であれば、使用開始から6ヶ月で90%の使用者に状態の変化が見られたという臨床試験結果が示すように、6ヶ月という期間で変化が現れます。
購入費用も手術費用と比べると低価格に抑えることができるようです。手術を行うことなく低価格でクリアな視界を手に入れることができる可能性があるのであれば、手術を決断する前に、試してみる価値はあるのではないでしょうか?

詳細は「非加水分解カルノシン点眼薬による治療」をご覧ください。
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多焦点眼内レンズとは?

多焦点眼内レンズは、遠くと近くが見える遠近両用レンズです。2007年に厚生労働省の承認を受け、2008年7月に先進医療として承認されました。これにより、老眼年齢であっても、多焦点眼内レンズ挿入により、眼鏡に依存しない生活が可能となります。

人間は通常30代後半までは、5mほどの遠くがよく見える状態で、そのままメガネを代えずに1mのテレビや30cmの小さな辞書の文字を読むことがで きます。これは生まれ持った人間のレンズがやわらかいため、レンズ度数を微妙に変化させることができるのです。
眼内レンズは、プラスチック素材を調節することができないので、5mで1.0 見えるように設定すると近い距離のものを見る為に老眼鏡を必要としました。 しかし、技術の構造により一枚のレンズで遠くも近くもピントを合わせることができる特殊構造のレンズが10年ほど前から発売されました。それが多焦点レンズです。 最近ではさらにこのレンズを改良し、多焦点レンズの弊害である眩しさなどの症状を抑えて、遠方から近方まで見える眼内レンズが登場しました。

多焦点眼内レンズは健康保険が効かない?

このレンズの性能は良好で入れられた方は遠くから近くまでよく見えるのですが、レンズの価格が1枚30万円程度と高価なため、国は高度で先進の診療ということでこのレンズの挿入にかかわる診察・投薬・手術費用・レンズ代金まですべて自費診療でのみ行なうという縛りを設けました。健康保険診療ではこのレンズを使用した手術はできません。


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